《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》 (6)
アーティファクトすべてのパーマネントは、そのタイプに加えてアーティファクトである。
戦場以外にあるすべてのカード、すべての呪文、すべてのパーマネントは無色である。
プレイヤーは、マナをすべての色のマナであるかのように支払ってもよい。
どのような影響があるのか、を自身周辺のEDH環境を基準にメモ。
まず一つ目の効果から。
すべてのパーマネントは、そのタイプに加えてアーティファクトである。
- 《汚損破/Vandalblast》をオーバーロードした時、対戦相手のパーマネントを一方的に吹き飛ばす。《ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall》だとプレイヤー一人のパーマネントを全てハンドへ。また、《再建/Rebuild》で全てのパーマネントをバウンスする。
- 《抹消/Obliterate》、《ジョークルホープス/Jokulhaups》、《忍び寄る腐食/Creeping Corrosion》などは説明不要の全リセット。他にも《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk》等々。
- 《石のような静寂/Stony Silence》or《無のロッド/Null Rod》により全てのパーマネントの起動型能力が封じられる。土地からマナを出すことすらできなくなるのでほぼ完全ロック。
- 畏怖、威嚇が無意味になる。
- 《機械の行進/March of the Machines》で言わずもがなマイコマーチ。
- 《メムナーク/Memnarch》で呪禁、被覆持ち以外のパーマネントのコントロール奪取。
など。
戦場以外にあるすべてのカード、すべての呪文、すべてのパーマネントは無色である。
- 《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》によるロックが解除される。
- 《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion》等のメダルが意味を成さなくなる。
- 《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》からクリーチャーが出てこない。
- 同じように《自然の伝令、イェヴァ/Yeva, Nature's Herald》の緑のクリーチャーに瞬速を持たせる能力が無効化される。
- プロテクション(色)の無意味化。
- 《Force of Will》をピッチで唱えることができなくなる。
- 《殺し/Snuff Out》、《殺戮の契約/Slaughter Pact》等の呪文が対象の色を問わず除去できるようになる。
- 《紅蓮破/Pyroblast》等がただの紙切れに。
など。
プレイヤーは、マナをすべての色のマナであるかのように支払ってもよい。
- 《太陽の指輪/Sol Ring》などからも色マナが出るかのように扱うことができる。
- 《センの三つ子/Sen Triplets》による他人の手札自由キャスト。その他、色安定化に役立つ《虹色の前兆/Prismatic Omen》、《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》などとは違い、そのマナの色はそのままで、それを何色としても扱ってもいいと書いてあるため、EDHルール下でも自身の固有色以外の呪文を唱えることができる。
- ようはマナの支払いに関するルールを変更する能力。マナの色を変えるルールではないことに注意。
など。
ちなみに、すべての領域にあるカードは無色になるが、アーティファクトになるのはパーマネントのみなので注意。
思いつき次第追記。